長年使い撥水性がなくなったテントやコットン製のテントを雨漏りしないようにするために、【POLON-T】という液体に浸けてみました。
ちなみにこの【POLON-T】は発がん性があり、触れたり吸引すると人体に悪影響及ぼす恐れがある液体なので、使う際は自己責任のもと、しっかり防護した状態で行ってください。
取り扱い注意【POLON-T】危険性
ゴーグルやメガネ必須
飛び散った【POLON-T】が目に入ったり、指に付着したまま目を擦ったりすると危険です。
ゴーグルなどで目を覆って、飛沫が目に入らないようにしましょう。
揮発するまで素手で触れない
肌に付着することも良くないです。
前述しましたが指に着いたまま目を擦ったりしたら大変危険なので手袋必須です。
またドブ浸けしたテントなどは乾く(揮発)まで触れてはいけません。
換気する
また触れることはもちろんですが、吸引することも危険ですのでマスクをして、室内ではやらないようにします。
POLON-Tドブ浸け
POLON-Tでテントを撥水加工する方法は刷毛を使ったり、霧吹きで吹いたりとやり方はあります。
今回僕がやる方法は『ドブ浸け』という方法でやっていきます。
必要な物
POLON-Tの危険性については上記で説明したので、手袋など防護するものは必ず準備しておくとして、ドブ浸けに必要なものは、テントやタープなど、撥水させたいものが入る器が必要です。
僕はギアを入れるためのボックスを使いました。
たらいなど、浸けるものが入ればなんでも良いです
浸けたもの
ソロドームのフライとポーランド軍幕ポンチョとグランドシートを浸けていきます。
POLON-T蓋の開け方
POLON-Tは缶に入っているのですが、危険な液体のためか、蓋の開け方が少し特殊です。
まず蓋に付いている白いプラスチックみたいなのを外します。
次に開栓注意と書かれているスチールみたいな蓋を指で押し込むと外れます。
開け方が分からなくて1分くらい蓋を回していました笑
容器にPOLON-Tを入れてテントを浸ける
あとは容器にPOLON-Tを入れて撥水加工したいテントなどをしっかり浸けておき、日光が当たるところに干して置くだけです。
乾かしているテントなどは揮発するまで触らないようにしましょう。
【まとめ】劇薬取り扱い注意
POLON-Tを塗り方は他にも刷毛を使ったり、霧吹きで吹きかけたりする方法もありますが、僕はドブ浸けをおすすめします。
刷毛を使うと全体に塗る時間がかかりますし、塗っている時に小さな飛沫が飛んで顔に飛ぶ可能性があります。
霧吹きを使うのも、塗るのに刷毛ほど時間はかかりませんが、テントに浸透する量が少なく撥水効果が薄そうですし、風が吹けば自分に掛かってしまう恐れがあります。
ドブ浸けでしたらPOLON-Tを浸けて放置していれば、テントにしっかり染み込みますし、あとは乾かすだけなので、霧吹きや刷毛よりも手間がなく、容器にPOLON-Tを入れる時と乾かす時だけ飛沫に注意をすればいいので安全面も良いと思いました。
とにかく使う際には、換気と触れたり吸引しないように注意すれば、簡単にテントの撥水効果を得ることができるのでおすすめです。
そんなかんじ!
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