よかったら見てやってください!
- レブル250にシーソーペダルを取り付ける方法
- シーソーペダルのメリット・デメリット
どうもサヴォリです。
前回、レブルに汎用品のステップボードを取り付けた際にシフトのかけ上がりがしにくくなってしまったのですが、「シーソーペダルに交換すれば問題が解決するのでは?」と思い、シーソーペダル化してみました。
なので今回はレブル250にシーソーペダル取り付ける方法とシーソーペダル化のメリットデメリットについて紹介していきます。
ちなみに今回使ったカスタムパーツはこちらです。
このカスタムパーツは謎の中国製メーカーでして、初期不良で手を加えないと上手く機能しないものも届くみたいで、その対処法も紹介していますのでよかったら見てやってください!
シーソーペダルとは

通常のバイクはギアを変える際につま先でペダルを踏んでシフトダウン、ペダルをかき上げてシフトアップします。
今回紹介するシーソーペダルはギアを変えるペダルがつま先側だけではなく、反対のかかと側にもあります。

シフトダウンは一般的なシフトペダルと同じですが、ギアを上げるときはかかと側のペダルを踏むとシフトアップするようになります。
ではシーソーペダルにカスタムすると、通常のシフトペダルと違ってどんなメリット・デメリットがあるのか紹介します。
メリット:靴のダメージがなくなる

シーソーペダルに交換すると、シフトアップ時の靴へのダメージがなくなります。
通常のシフトペダルでギアを上げるときはつま先でステップをかき上げます。
このかき上げで左の靴のペグが接触する部分だけ、汚れやダメージを受けて破損の原因になります。
シーソーペダルに交換するとシフトアップでかき上げなくなるので、シューズが痛まなくなります。

雨の日はゴアテックスのスニーカーを履いているのですが、シフトペグの接触部分から水が染みてしまいましたがシーソーペダル化してからは染みにくくなりました
どんな靴でも乗れるようになる

通常のシフトペグをかき上げると靴が痛みやすくなりますが、そうならないためにバイクシューズはペグが接触する部分にパッドが付いているものが多いので「パッドがついたバイク用のシューズを履けば問題ないのでは?」とわざわざシーソーペダルに交換する必要性がないように思うかもしれません。
たしかに「バイクに乗るのはツーリングのときだけ」という人はシーソーペダルにしなくても問題ないのですが、街乗りや通勤でバイクに乗る人はどうでしょうか。
僕もバイクブーツを持っていてツーリングのときに履いていますが、ツーリング以外にもトレーニングジムに行くときや通勤でも使っています。
さすがにジムや通勤でバイクブーツを履いて、行き先に着いたら違う靴に履き替えるなんてめんどうなことをしたくないです。
そういった多用途でバイクに乗る人や靴を選びたい人におすすめのカスタムです。
交換してから慣れが必要

よくシーソーペダルに交換したデメリットで挙がるのが、操作がややこしくなって慣れが必要とあります。
これは人に寄ると思いますが、通常のシフトペダルで長年バイクを乗ってきた人にとってはギアを変える方法が少し変わっただけでも困惑するかもしれません。
僕はバイク歴が浅いからか1キロくらい走っただけで慣れたのでデメリットとも思いませんでした。
いや、どんな人でも最初は困惑しますけどちょっと走ればすぐ慣れます。
レブル250をシーソーペダルの取り付け方

今回レブル250のシーソーペダル化に使ったカスタムパーツはこちらです。
必要なもの

工具は10ミリメガネレンチと6ミリ六角レンチがあれば取り外しができます。
純正シフトペダルの取り外し

最初の工程は純正のシフトペダルを外していきます。
外す場所 ひとつ目

上記の写真の丸で囲まれたボルトを六角レンチ6ミリで外します。

かなり硬いと思いますので、できたら長さのあるレンチを使った方がいいと思います。
外す場所 ふたつ目

次に上記の画像の場所を10ミリのメガネレンチで外します。


シーソーペダルの取り付け
取り外したらシーソーペダルを取り付けていきます。


上記の画像の純正ペダルにある銀色のパーツはシーソーペダルを取り付ける際に必要なので取っておきます。


それを同じシーソーペダルと同じ位置あたるところに入れてボルト締めをします。



もうひとつの箇所も外したところを同じように取り付けていけばいいだけです。
これでシーソーペダルの取り付けが完了します。
もしこれでシフトを変えようとしてもスムーズにギアが変わらない場合は初期不良かもしれません。
下記に改善策を残しておきます。
初期不良の改善策
上記でシーソーペダルの交換が完了するはずなのですが「スムーズにギアが変わらない」「締めたはずのボルトがまた緩んでいる」といった状態なら少し手を加えてやる必要があります。

取り付けたら必ず走行する前にギアがスムーズに変わるか試してください
手を加えなければいけない場所は下の画像の銀色のパーツを入れる場所です。


この銀色のパーツを入れたときに数ミリもはみ出ていないピッタリ入ってしまっているものは不良品です。




もし、初期不良のものが届いてしまっても加工することで正常に機能するようにできます。
直し方はヤスリで銀色のパーツが露出するところまで削っていけばいいのです。

数ミリの違いですが、この差によって正常に動くかどうかが変わってきます。
シーソーペダルに交換してみて

届いた商品が不良品ではありましたが、なんとか取り付けることに成功しました。メーカーが謎の中国製だと安価なのはうれしいですがこういった初期不良の可能性がつきまとうのが難点です。
ギアチェンジが正常に切り替わるようになり、とりあえず数キロ試運転してみました。
走り始めは困惑しますが、1キロも走れば慣れて問題なく走ることができました。
通勤で一週間ほど乗ったあたりで感じたことは、ペダルをかき上げてギアを上げるより、かかとでペグを踏むを方がシフトチェンジがしやすくなり、走行が快適なったと思いました。
謎の中国製メーカーなので耐久性が心配ですが、シーソーペダルに交換してから3ヶ月(週5日、1日約30キロ走行)経ちましたが異常はありません。
ちなみに僕のレブルは汎用品のステップボードに交換していますが、ステップボードに干渉せずとりつけられて問題なく使えます。
汎用品のステップボードの取り付け方も別の記事で紹介していますので、よかったら見てやってください!
【まとめ】取り替えた純正ペダルは予備で保管しておいた方がいいかも
今回はレブル250用のシーソーペダル化キット交換とシーソーペダルのメリットについて紹介しました。
ツーリングやキャンツーではバイクブーツ履きますが、街乗りや通勤はバイクブーツではなく、スニーカーや革靴で乗るので靴が早々に痛んでしまいます。
そういった多用途でバイクに乗る方や靴を大切している方はシーソーペダルに交換するとシューズが長持ちしますのでおすすめなカスタムです。
ただ、今回紹介したカスタムパーツ(謎の中国製メーカー)は品質に個体差があると思うので、信用せず純正のペダルは破損したとき用に予備で持っておいた方がいいと思います。
ではまた!
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