よかったら見てやってください!
- 冬用バイクウェアのおすすめは?
- 冬ツーリングでムートンジャケットは寒い?
- ムートンジャケットについて
- バイクウェアとしてムートンジャケットのメリット・デメリット
冬のバイクウェアとしてムートンジャケットを選ぶメリットとデメリットなどをご紹介します。
ムートンジャケットとは? リアルムートンとフェイクムートンの違いとは?

もともと第二次世界大戦のアメリカの空軍のジャケットとして−30度の温度に耐えられるほどの防寒性が求められて生産されたらしいです。
そのため、レトロな見た目でアメリカンやカフェレーサータイプのバイクに似合い、防寒性能もすこぶる良く、冬のツーリングに余裕で耐えられるピッタリなバイクウェアです。
また、ムートンジャケットにはふたつの種類がありまして、【リアルムートン(天然)】と【フェイクムートン(合皮で化繊ボア)】があります。
特徴としてはリアルムートンの良いところはフェイクムートンに比べて保温性が高く、通気性、耐久性に優れています。
ですがフェイクムートンより高価で水などに弱く、状態に気を使ってお手入れなどが必要でめんどうです。
フェイクムートンはリアルムートンより保温性が劣り、毛が抜けやすいといった特徴があります。
冬のバイクウェアとしてのムートンジャケットのメリット

真冬のツーリングにも耐えられる圧倒的な防寒性能

素材が革でできており風を通しにくく、羊毛の密度が高いので断熱効果が優れています。
なので冬のバイク走行において耐風と保温性が抜群なムートンジャケットは冬のバイクウェアとして優れていると言えます。
また、襟を立ててストラップで留めれば、首元を羊毛で覆うことができて暖かく、ネックウォーマーいらずです。
ツーリング先でもカジュアルな格好でいられる
個人的な見解ですが、一般的なバイクウェアはとして売られている商品は反射剤が使われていて、大きくブランド名が入ったウェアやぴっちりとしたライン、派手な色使いをしたものが多いようにかんじます。
もちろんそれには理由があって、走行時に存在をアピールするためであったり、風の抵抗を無くためといった安全性に直結するので大事なことだとは思います。
ただ、どうしてもその“センスが独特な格好”でツーリングの際にサービスエリアや観光地を巡るのに抵抗があります。
ムートンジャケットは普段着としても着られるので、デニムやカーゴパンツのようなボトムと合わせることもできますので、カジュアルな服装でバイクに乗れるのが魅力です。
ファッションセンスは好みの問題なので人によっては「ムートンジャケットは古臭くてダサいよ」と言われればそれまでですが。
通気性がありムレにくい
リアルムートンはフェイクムートンと一番違う点は通気性の良さにあります。
羊毛は化繊ボアと違って寒いところでは温かく、室内などにいるときは過剰な湿気は外に放出して着心地をよくするという都合のいい特徴をもっているらしいです。
冬のバイクウェアとしてのムートンジャケットのデメリット

雨や雪などの水に弱い
ムートンジャケットは水に弱いことが弱点です。
多くのバイクウェアは撥水性や防水性に優れている素材でできているため、多少の雨が降ったところでそのままカッパいらずで走行を続けられます。
しかしムートンジャケットは水に弱いため、雨が降ったらカッパを着るはめになります。
防水スプレーなどで撥水性をよくすることもできますが万全ではありません。
もし水で濡れたらタオルで叩いて水気を吸い、ドライヤーなどで乾かさず、風通しの良い場所で陰干しするようにしましょう。
リアルムートンは高額でデリケート
リアルムートンは天然素材で保温性、吸湿性、通気性が優れた特徴を持っており、縫製などの加工が難しいことから価格が高くなる傾向にあります。
また、天然素材のためデリケートな素材でできています。
羊毛のブラッシングをほこりを落とし、日光や湿気の多い場所を避け、洗濯をする場合も強い摩擦を与えないように洗うなどの気を使ってお手入れしないといけません。
ムートンジャケットを長く使うために

リアルムートンはフェイクムートンに比べてデリケートな素材のため、長く使い続けるためにはお手入れがかかせません。
数年使い込んだムートンジャケットのメンテンスについても別の記事で紹介していますのでよかったら見てやってください!
【まとめ】冬のバイクウェアとしてムートンジャケットはアリ?
・アメリカン、カフェレーサーバイクとの相性がいい。
・襟を立てればネックウォーマーいらずで暖かい。
・デニムやカーゴパンツなどのカジュアルスタイルの格好でバイクに乗れる
・防風、防寒性が高い。
・雨や雪など水に弱い。
・リアルムートンであれば高額でデリケートなためお手入れが必要。
・フェイクムートンであればリアルムートンより性能が落ちる。
クラシックで落ち着いた見た目であり、デニムやカーゴパンツなどのボトムに合わせてカジュアルな格好でバイクに乗れます。
そして冬の走行に耐えられる優れた防寒性があるのが魅力です。
ではまた!
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