キャンプナイフで最初の一本として誰もがおすすめする【モーラナイフ】をDIYしてみました。
この記事を見ていただければ、モーラナイフの背(みね)をストライカー加工できて、ナイフのシースにメタルマッチを取り付けることができます。
これから紹介するカスタムされたモーラナイフを持っていれば、薪をバトニングして、フェザースティックを作り、すぐに着火できちゃいます。
モーラナイフのカスタムに用意したもの
今回カスタムに必要だったものを列挙します。
- モーラナイフ コンパニオン ステンレス
- メタルマッチ
- 麻ひも
- パラコード
- 鉄ヤスリ(100均 セリア)
モーラナイフをカスタムしていく!
今回、モーラナイフをストライカー仕様にカスタムする行程は3つです。
1.モーラナイフの背(みね)をストライカー加工にする
2. シースにパラコードを捲いて、メタルマッチを取り付ける
3. マグネシウムロッドに麻ひもを巻き付ける
1. モーラナイフの背(みね)をストライカー加工にする
モーラナイフのコンパニオンでメタルマッチを擦っても、するっと滑ってまったく火花が点きません。
メタルマッチを擦って火花を点けさせるには、平らな背におうとつを作ってやる必要があります。
なのでやることは単純でモーラナイフの背をヤスリでひたすら削っていきます。
とにかく火花が出るようになるまで削ります!
上の写真だとわかりにくいかもしれませんが、光をあてて反射させるとかなりででこぼこしていきます。
そして火花が点きました。
10分くらい削っていました!
2. シースにパラコードを捲いて、メタルマッチを取り付ける
次の行程はパラコードを使って、モーラナイフのシース(ケース)にメタルマッチを挿して携帯できるようにします。
これから下に写真を連続で載せますので真似すれば簡単にできます。
まず、上の写真のようにシースにパラコードを当てます。
写真のように巻き付けていきます。
捲けるだけ捲いていきます。
上の写真のように、最初に押し当てていたパラコードが埋まってきたらこの輪の中に巻いていた先端を入れます。
そしたら反対のパラコードの先端も引っ張ります。
とりあえず、これでパラコードは固定されます。
次に上の写真のように巻いてあるパラコードをガバっと開きます。
露出した先端のパラコードを引っ張って出してあげます。
この時に先程のセリアのヤスリを使うと簡単に引っ張り出せます。
引っぱり出せたら、メタルマッチが通るくらいの輪っかを作って、ガバっと開いたところを閉めます。
そしたら反対側も同じ要領で輪っかを作りまして、余分な先端(ぶらぶらしてるパラコード)を切ったら完成です。
緑のシースに緑のパラコードを巻いたので分かりにくくてすみません笑
3. マグネシウムロッドに麻ひもを巻き付ける
最後にメタルマッチに麻ひもを巻いていきます。
先程、シースにパラコードを巻いた方法と同じですので割愛します。
この麻ひもは着火剤にするので、雑に巻くかんじでOKです。
これで完成です!
着火までの流れ
メタルマッチに着いてる麻ひもをほどきます。
麻ひもをナイフの刃に押し当てながら横にスライドを何度も繰り返すと、麻ひもが毛羽立ちます。
あとは麻ひもに火花を当てれば着火できます。
【まとめ】
このカスタムしたモーラナイフを取り出せば、すぐに着火の準備が可能になります。
別にモーラナイフと麻ひもとファイヤースターターを別々で持っていることとなにも変わりませんが、このモーラナイフ一本にひとまとめになっている感じが、スマートで個人的に良いなと思っています。
安価で大した時間もかかりませんので、よかったらやってみてください。
ではまた!
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