よかったら見てやってください!
- テントの洗い方・注意点
- キャンプ後にテントをきれいに保つ方法
- テントを洗う洗剤はなにを使ったほうがいい?
- テントはコインランドリーで洗ってもいいの?
寒い季節のキャンプや雨上がりの設営で、テントの結露や泥汚れからは逃れられません。
「少し干したから大丈夫か」とケースにしまい、そのまま使い続けたら、「カビ臭い••••••」なんて経験はないでしょうか?
毎回キャンプ後にきれいに乾かしたり、泥を落とすのも一苦労で、ついサボってカビが発生することもあると思います。
そうなったときに「テントってどうやって洗うの?」「テントを洗濯機にぶち込んでいいの?」
といった疑問を解消すべく今回は汚れたテントを洗う方法や注意点を簡単にご紹介します。
自宅でテントを洗ってみた

ということで自宅でテントを洗ってみたので、使ったものや方法を紹介していきます。
ちなみに洗ったテントは【ネイチャーハイク ハイビー】というテントで結露がついたままケースにしまい、そのまま保管して放置してしまい、カビなのかわからないですが、全体的に白くなったので洗うのにいい機会でした。


洗剤はなんでもいいの?
使う洗剤はなんでもいいわけではありません。
洗剤によってはテントの撥水性を落としてしまうものがありますので、中性洗剤を使うかテントなどの防水生地専用の洗剤を使います。
今回使ったのはニクワックスという洗剤です。

テントの洗い方
では早速テントを洗っていきます。
洗い方は洗濯機を使うのではなく、もみ洗いで洗っていきます。
風呂場の浴槽を使ってもいいのですが、外で泥だのなんだので汚れているので、でかいバケツのようなものがあった方がいいです。
僕はマズメのウェイディングカーゴという釣具用の車内を汚さないための防水ボックスがあるので、それを使いました。

まずはおけに洗うテントが浸かるぬるま湯と洗剤を適量入れて混ぜていきます。


そしたらテントをぶち込みます。
強くガシガシと洗わず、ゆっくりテントをぬるま湯に沈めたりしていくかんじに洗っていきます。
汚れが酷いところがあればスポンジなどでやさしく擦って落とします。


ある程度もみ洗いが終わったら、15分ほどつけ置きします。

つけ置きが終わったら、ぬるま湯を捨ててもう一度ぬるま湯を入れていき、もみ洗い→ぬるま湯を捨てる→ぬるま湯を入れる→もみ洗い、を繰り返し、ぬるま湯が泡や汚れで汚くなくなったら完了です。

あとは陰干しをして完全に乾いたら終わりです。
プラスで防水スプレーなどで防水加工するといいかもしれません。
テントって洗濯機やコインランドリーで洗ってもいいの?

「手で洗わず洗濯機で洗った方が楽なのでは?」「コインランドリーなら大型のテントでも洗えるし、乾燥機もあるじゃん」
ですが、洗濯機で洗うのはNGです。
テントの金具などのパーツがひっかかり生地が破れる恐れがあり、洗濯機の洗浄(こすり洗い)ではテントの撥水性がなくなってしまいます。
また被害はテントだけではなく、洗濯機が故障する可能性もあります。
コインランドリーも自宅の洗濯機同様、破損の恐れがあるので使うことはNGです。
テントをクリーニングサービスに頼む

手間なく仕上がりも完璧にしたい方はクリーニングサービスに頼む方法があります。
料金の相場は4,000円から10,000円ほどで撥水加工や防カビ処理もしてくれる業者も。
ファミリータイプのテントのような大きなサイズだと集合住宅で干すのが難しい人はプロの手に任せる方がいいかもしれません。
キャンプで使ったら結露や泥を落として乾いた状態で保管する

テントを頻繁に洗うと撥水性を損ないます。
なのでキャンプで使い終わったら、カビが発生する要因をつくらないことに重きをおくことが大事だと思います。
テントのカビの原因は寒い日や川の近くで設営して発生した結露と雨などで濡れた状態でケースに保管して乾かさないことです。
億劫ですがキャンプが終わって、家に帰ったら庭で干すなりして完全に乾いた状態にしてケースにしまうことが大事です。
【まとめ】1年に1回くらいは洗ってとこう
というわけでテントを洗う方法・注意点をご紹介しました。
・テントは手洗いが好ましい(洗濯機や乾燥機NG)
・洗濯用洗剤ではテントの撥水性を損なうので専用の洗剤を使う
・キャンプで結露や泥などがついた場合は落としてから保管する
テントのメンテナンスも大事ですが、キャンプ後はなるべく、汚れを落として結露があれば乾かすなどカビを発生させないように手入れすることも大事ですね(めんどくさいですけど)。
ではまた!
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